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リオ予選を振り返って② かけがえのない時間

「絶対に負けられない」 

この言葉が持つ意味、重さ。

パラリンピックは4年に一度の世界最高峰の大会。

世界最高峰の大会を目指す、そのための時間。
続き
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高い山に登れるチャンスは、
高いところで成長する機会を与えてくれる。

この予選に勝つ、ということは、そのチャンスを手に入れるということで、
その「時間」を与えられる、ということ。

選手の、チームの、そしてその国の、一番強い力を作り出す、
そのためにどうするか?を考え、全ての力を注ぐ、
そのための「価値ある時間」を手に入れることができる。

この「時間」を獲得できるかどうか。

我々が掲げていた大きなテーマは「成長」。

そこには失ってはならない「時間」があり、だからこそ、
絶対に負けてはならなかった。

負けることで何を失うか、ということではない。
勝つことで、何を得られるか、ということだけを考えた。

予選が最終のゴールではない。

リオに向かっていく道、高い山に挑戦するまでの長い道のり、
その道の途中であるからこそ、厳しい中で「成長し続けること」
これが必要だった。

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だから、チームは毎試合、毎試合成長することを狙った。

そして、
最後の試合となった3位決定戦の韓国戦、
初戦に比べて見違えるほど強くなって戦うことができた。

同時にさらなる高みで成長するためのチャンスが与えられた。

本当に、素晴らしいチームだった。

写真提供 エックスワン 名古桂士

(つづく)